お客様各位
Bureau Veritas Marine & Offshore 部門 最高経営責任者
Matthieu de Tugny からのご挨拶
皆様、お変わりなくお過ごしのことと思います。
世界的なパンデミック発生から1年が経とうとしています。この機会に皆様といくつかのテーマについて考えて参りたいと思います。
2020年は、社会、産業、企業のいずれにとっても、私たちがこれまで経験した中で最も困難な年の一つとなりました。しかし、海運業界は、多少の犠牲を払いながらも、その活動を続けています。世界中の船舶の乗組員たちはこの産業における重要な労働者であり、彼らには各国政府からより深い理解とさらなる支援が向けられるべきと考えています。皆様もおそらく、1月末に発表されたNeptune DeclarationにBureau Veritasも署名したのをご存じと思いますが、私は、Bureau Veritasの多くのお客様のお名前も、この宣言の支持者のリストに含まれていたことを大変うれしく思います。
パンデミックの影響について言うなら、Bureau Veritas Marine&Offshoreは幸いにも大きな影響を受けず業務を大幅に停止することもなく昨年1年間を過ごしました。逆風にもかかわらず、私たちは協力し合いながら、お客様の事業を間近でサポートし続けることができました。
私たちは、皆様とBureau Veritasの両方の従業員の安全のため、全世界で健康・安全・衛生に関する規則を厳格に守るとともに、新しいサービスやルールの構築にも努めてきました。また、旅客船事業者の皆様が営業を再開するための解決策として、“SafeGuard label”とともに“Restart Your Business Solution”を導入しました。さらに今月には、新しい“BIORISK rules”が利用可能になりましたが、これはあらゆるタイプの船舶に適用可能な健康・安全・衛生基準です。
パンデミックの中にあってもデジタル技術の革新は我々に一層の進歩をもたらし、この流れはまだ続くと思われます。本年Bureau Veritasは、リモートサーベイの成功を基に、リモートサーベイ技術(主に空中ドローンや水中車両、3D Classification、新しい共同データプラットフォーム等)の採用をさらに推進していく所存です。
エネルギー転換の問題についてですが、これは皆さまにとって最大の問題だと考えます。海の豊かな環境は、未来の社会の持続可能性にとって不可欠です。2020年にはCMA CGM社のLNG燃料焚き2万3000TEU型コンテナ船の最初の4隻が就航しましたが、それを達成できたことは誠に幸いでした。それらの新船団に設置された動力は、既存のLNGコンテナ船の最大の大きさです。
エネルギー転換は現実のものになっています。Bureau Veritasの専門知識を活用し、我々はLNG燃料電池、バイオ燃料、メタノール、アンモニア等のリスクや可能性の検討に取り組むだけでなく、より持続可能な海運業の構築に向けた新技術とその運用においても、船級業務とコンサルティングサービスであるBV Solutionの両方をフルに活用して最先端の活動を進めています。
私たちにとって、皆様の声を伺うことは何よりも大切です。今はお客様に直接お会いすることが難しい状態ですが、別の方法での皆様やステークホルダーとの関わり方を模索しています。例えば、弊社では数週間後に一連の仮想BVイベントを開催する予定です。私たちは、直接には皆様と一緒にいれなくても、皆様のチームとコンタクトをとれるよう最善の努力を尽くしますのでご安心ください。
安全は何よりも優先されます。皆様とBureau Veritas Marine&Offshore Divisionの全員の本年の安全とご多幸をお祈りしております。Bureau Veritasの世界中のチームは私の大きな誇りです。私たちは、皆様の変わらぬご支持とフィードバックに感謝するとともに、皆様が必要とするサポートの提供に今後も邁進していく所存です。
パンデミックが収まり皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
敬具